2021年度、中学校の通知表が変わりました
変わった点については別記事で紹介させていただきました
なので、今回は「定期テスト内で分かる通知表アップの秘訣」をお伝えしようと思います(^^♪
点数を取る、順位を上げる・・・とは違った角度から定期テストを見つめることで、例えば内申を1つ上げるためにはどこをどれくらい努力すればいいのか・・・が見えてきますよ
定期テストを見てみましょう
(もしお手元に定期テストの問題があれば数学や英語を探してみてください)
お手元にない方は記事の途中の画像をご覧ください(^^♪
定期テストに「どこの通知表に入りますよ」が明記されているのをご存じでしょうか?
小中学校の定期テスト(単元テストのようなプリントも)には、どの問題が通知表の3項目のどこの評価になるのか明記されています
明記するパターンとしては
(1)問題に書いてある
(2)解答用紙の方に載せている
教科によっては問題にも解答にも載せている場合もあります
定期テストからわかる情報 その1
いろいろな教科を見てもらうと分かると思いますが、ほとんどの教科の定期テストは
「知識・技能」
「思考・判断・表現」
の2項目しかありません
たまーに、定期テストで「主体的な・・・」を問う問題がでています
塾長が見た経験では、社会科の「過去に習った内容の一問一答」が「主体的な・・・」になっていましたが、なぜそれが「主体的な学習への態度」の評価になるのかは謎です。まだ試行錯誤の部分という印象なので、あっても5点くらいだと思います
定期テストからわかる情報 その2
この2項目の割合は、ほとんどが
「知識・技能」 70~80点分
「思考・判断・表現」 20~30点分
でした
別の記事で書いたように、知識・技能は、テストの簡単な問題・基本的な問題なので、それが大半を占め
思考・判断・表現は、テストの応用部分になるので、あっても3割くらいになっているのは自然なことだと思います
定期テストからわかる情報 その3
定期テストの得点の横には、各項目ごとに何点取れているかが載せてあります
通知表のABCは
A:80%以上
B:61~79%
C:60%以下
となっているので、このテストに対して
「知識・技能」はAかBかCか
「思考・判断・表現」はAかBかCか
が私たちでも判断ができます
もちろん、定期テストだけで通知表は決まりませんが、大部分を占めているのは間違いないので、通知表を見て
「なんで、ここがCなんだ!?」と思ったら定期テストの合計点ではなく「項目別」をご覧ください
同じ80点でも
「知識・技能」は70点中66点
これだとAがつき
「思考・判断・表現」は30点中14点
これだとCがつきます
まとめ
2021年度からの新通知表によって、定期テストに記載されている情報も変わりました
80点だ!40位に上がった!
という事実も大事ですが、特に入試で使う学年(都道府県によって異なる)の場合は、内申点も気にしてもらいたいです
内申を上げたいなら
項目別になっていること
そして
項目ごとに〇%以上取ればCがB、BがAに上がること
この2つを知っておいてください
例えば、2つの項目でAを取りたいなら
「知識・技能」で80%超えていないなら、そのレベルの問題を強化する
「思考・判断・表現」で80%超えていないなら、そのレベルの問題を強化する
通知表が返ってきて、思ったような内申ではなかった、取りたい内申に足りていない人はこれを参考に!