夏だ!夏期講習だ!といわれていますが・・・
早いと6月上旬~7月上旬にかけて、各塾では夏期講習の集客で賑わって?います
「◎日間!最大△時間!」
という日数や時間数を押し出すタイプと
最近多いのが
「夏期講習、無料!」
の宣伝ですね
2010年代から「夏期講習を無料にする」ブームがきていますね。どの塾も「夏期講習のどこまでを無料にするか」でアピールしている感じです(例:夏期講習4コマ無料 夏期講習1教科無料 夏期講習全部無料など)
夏期講習を受けて・・・成果が出るか出ないか
夏期講習を受ける動機やキッカケはなんであれ
9割近くの子が【講習を受けても成果が出ない子】です
何時間、何コマ受けたところで9月以降の「結果」には繋がらないでしょう
実は、
講習を受けて効果がある生徒(約1割)は
2つの当たり前を持っています
夏期講習で成果が出る子の2つの当たり前!
1:「聞いて、教わって」習得できること
どこの夏期講習でもメインは授業
つまり「教わること」しか行いません
そうなると
教わっても話が聞けず、その場で理解ができない
⇓
いくら受けても無駄に終わる
2:習った内容を「自分で仕上げる」勉強ができること
大手の全体授業形式の夏期講習は、どんどん進んでいきます
5教科、全範囲を総復習しているので、間に合わせるために必死です
また、個別形式の夏期講習でも、おそらく夏期講習用のテキストを使用するため、そのテキストを1回2ぺージ4ページ進めないといけませんので、前の授業のおさらいをしたり、同じ内容をもう一度やることはできません
なので、そこで習った内容を夏休み終盤にでも「復習(仕上げる)」勉強ができれば、受けない内容の分だけ伸びます!
理解はしても自分で復習できない
⇓
聞いて満足はしても、成果は出ない
本当の夏期講習って、何目的か知ってますか?
本来、夏期講習や冬期講習というのは
【受験対策】を目的に作られたものです
なので
①普段の勉強は大丈夫!定期テストも大丈夫!な子で
②志望校が決まっていて、そこに届かないという理由で
受けるものなのです
学校の授業が理解でき、講習で受験対策を教わる子
と
学校の授業が理解できず、講習で苦手教科を教わる子
を同じように考えてはいけません!!
夏期講習は、無駄なのか?
じゃぁ、受験対策じゃない目的の子にとって夏期講習は無駄なのか・・・
ということで
塾屋の提案する方法を一度ご覧ください
こういう夏期講習をやっている塾を探せ!
3つに絞ってみたいと思います
3つとも揃った夏期講習をやっている塾を探せたら、すぐにでも申し込むべきです!
1:教科別ではなく、単元別で選択できる
苦手な教科・・・数学だとします
「じゃぁ、数学で夏期講習を20時間分ですね」
これでは、数学をやりはしますが、その子が必要とする20時間がどういう内訳か分かりません
なので、教科別に選択するのではなくて
単元別に選択できる講習になっているかチェックしましょう!
2:講習の「仕上げ部分」がどうなっているか
先ほども述べましたが、多くの塾の講習は「授業を受ける」で終了です
その塾の講習の内容ではなく
【最後、どう終わるのか】ぜひ聞くか調べるかしてみてください
多くの塾は「授業をやって、宿題を出し、それをやってあるかチェックして終わり」です
これでは、宿題の丸写しもできますし、やっていなくても授業は進めてくれます
そうではなく
例:授業を終えて、その授業内容の小テストを次回行い、合格できなかったら居残りで補習
例:授業とは別に、その内容を覚えて理解したかどうかを確認テストを受けて合格しないといけない
このように最後、できるようにして終わっている仕組みがあるかチェックしてください!
3:受験目的と苦手克服目的で講習が分けてあるか
大手塾の場合
「総復習」と称して、受験目的の子も苦手克服目的の子も同じ授業を受けたりします
クラス分けはするかもしれませんが、総復習を薄く広くしたところで苦手は克服できません
個別指導の塾の場合
「授業を増やす」と称して、個別指導のコマ数を増やします
しかし、その増やす目的・内容が曖昧なまま、苦手教科に対しても薄く広くワークを進めます
1人1人の目的まで、日替わりの担当大学生講師が把握しているのか、指導が統一しているのか?
夏期講習には大きく2つの目的があることを分かったうえで
受験対策の子・苦手克服の子
それぞれで別の講習が設けられている塾は、きちんと生徒を見てくれる塾だと思います
じゃぁ、塾屋の夏期講習はどうなんだ?
塾屋では、夏期講習だけの指導は行っていません
理由は大きく2つあって
1:受験対策目的で、本当に受験対策だけ受ければいい状態の子は学年で10人もいないから
(ほとんどの子は受験対策をやっている場合ではない状態なので、そっちの指導を先にやりたい)
2:苦手な教科や単元がある時点で【その子の勉強生活】に問題があるから
(塾屋の通常授業で日々の勉強生活から指導をするのが先です)
なので、小学生・中学生・高校生で
『授業が止まる今、勉強と向き合わせたい』のなら、まずはご連絡ください