最初の懇談会で「アタリ」か「ハズレ」かわかる5つのポイント

いくらチラシやHPでのイメージが良くても、周りの評判が良くても、お子様や保護者の方にとって

「最初の懇談会」がどのようなものなのか・・・不安になると思います

お母さん

もしかしたら、強引に恐い人が勧誘してくるんじゃないのか・

お母さん

説明が少なく、よくわからないまま入ることになるのではないか・・・

お子様のなかにも

小学生

こわい先生かも・・・怒られるかも・・・

目次

 塾は透明感がないナゾの多い世界

もともと、塾の世界はナゾが多いところです

テレビやマンガに書かれているような「厳しい」「熱血」というイメージのままの人も多いでしょう

そこで、同業者の視点から

「最初の懇談会」でのポイントを書こうと思います

題して

『こんな塾はハズレ 5つのチェックポイント』

チェック項目は5つ!

最初の懇談会のときに、この5つのうち2つ以上あったらハズレです

(ハズレというのは、保護者の方が期待しているような塾ではないという意味)

最初の懇談に行く前か、最初の懇談に行った後にチェックしてみることをオススメします♪

その1『懇談の場所がテキトー』

懇談会をする場所が、授業している場所の近くだったり、来てから机を動かして即席で席を用意したり

 と相談をする雰囲気がない場合です

これで「相談に来る方のことを大事にしているか」がわかります

例えば、

懇談をする場所が別に分けてある

授業がない時間帯に設定してある

事前に資料などの準備がされている

これがアタリの塾の例です

先生や授業に頼らない勉強へ!独学指導の専門家【塾屋】の公式ブログ-懇談会のスペース

その2『書類が少ない』

塾は授業をすればいいんだという経営者も未だに多く、塾の書類が1枚だけなんてこともあるようです

なかには広告チラシだけという塾も聞いたことがあります

(そこに月謝が書いてあって、下半分は必要事項を記入するらしい)

皆さんは、

車を買うときに車の名前と金額だけで契約書にサインしませんよね?

それと同じです

書類が多ければいいわけではありませんが、全くないということは

「教えればいいだけだ」と考えている塾だったり、

授業以外の部分がおろそかな塾が多いです

逆に、保護者の方のことを考えていれば「伝えないといけないこと」は少なからず出てくるので

書類が1枚なんてことは絶対にありませんよね

 

例えば、

資料が冊子になっている

入塾セットがファイルになっている

これがアタリの塾の例です

その3『質問をしてこない』

塾業界では、最初の懇談会(相談会)で営業をかけて上手く入塾させる・・・

そのトークを研修したり、競っているような塾があります

入塾勧誘の営業トークがあったりする大手塾もあります

そういった塾では「入れること」を重視しているの

最初の懇談会では、質問をあまりしてきません

 

相手に質問をしてしまうと、

営業トークの台本から外れてしまったり脱線してしまう可能性があるから

です(時間も長くなりますし)

お父さん

相談会という名目なのに、一方的に説明された

なんてことは少なくないようです

どこかで聞くような当たり前な言葉ばかりを相手が言っていたら・・・

それは台本どおりなのかもしれませんよ

例えば、

最初に現状を聞いたり悩みを聞きだしてメモしている

自分の子どもに合わせた言葉で言ってくれる

正直に話してくれる

質問から話を広げている

これがアタリの塾の例です

その4『HPやチラシとは別物』

チラシやHPは編集された文章や動画です

 何度も書き直して、一番良さそうなことが書かれています

「勉強のやり方を教えます!」「やる気にさせます!」なんて、書くだけなら、いつ・どこの塾でも書けます

そのイメージで教室に入ったものの、違和感がある懇談会になる・・・

ということがあります

これは大手の塾や、個別指導の塾に多いケースです

例を挙げると、

ある個別指導塾では、新入社員が教室長をしていました

そこで懇談に行った際に「HPにあった〇〇のことですが」と聞くと

その教室長から

「あ、それはうちの教室ではやっていません」と返ってきました

 

HPやチラシと何か違うなと最初の時点で思ったら、そこはハズレです

最初の時点で違和感があったら、その後はズレていく一方です

良い意味で、HPやチラシと違っていたなら、きっと保護者の方とって大アタリの塾でしょう

例えば、

HPやチラシで書かれていた言葉を多用している

HPやチラシと矛盾していない

これがアタリの塾の例です

その5『その場で契約させる』

 私の懇談でも、保護者の方が前の塾のことを話すときに

塾に入らないといけないように不安を煽っていたり

「とりあえず書きましょう」と言って書かされるそうです(´;ω;`)

 

たまに体験授業が1回の塾だと、懇談会のときに少し授業するのが1回目扱いで、

そこから懇談(営業)をして、もう塾に入らないといけない状態になってしまう

前途しましたが、どうしても営利目的が強い塾だと、

何回もかけずに1回で入塾させることが良しとされています

 

 

例えば

・最初の懇談の際に、そこから体験授業を受けるかどうか選択できる

・体験授業の期間が長い(長いと1ヵ月という塾も)

・保護者の方が言わなければ、相談会だけで終わることができる

これがアタリの塾の例です

 

 

 

 塾との出会いで人生が変わることもある

塾の最初の懇談会は、いわばお見合いのようなものです

 

最初に合わない人が後からドラマのような大逆転!・・・を期待するよりも

最初に「良いな」と思える塾とお見合いしてください

そして、お見合い(懇談)中も冷静に判断してください

 

 

 

塾は山ほどあります

探せば近所にもたくさんあります

だからこそ、簡単に妥協することなく2つ3つ懇談会をしてみてください

きっと『アタリ』の塾がきっと見つかりますよ!

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