学力には2種類ある

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塾歴15年、多くの小中高校生を指導してきたからこその経験則があります

長年指導してきて、通知表がほぼ全て3段階のCだった生徒や、中学3年間ずっと1位を維持してきた生徒までいろいろいました。単純に順位や偏差値だけで判断はできませんが、成績の伸ばし方として、学力の状況をどうとらえておくかは重要で、それに応じて「どう伸ばすか」が変わってきます

そこで、今回は当塾で今まで懇談会でのみ使用している「学力のタイプ分け」を公開したいと思います

学力は大きく分けて4タイプしかない

学力を大きく4タイプに分けることができます。その4タイプの分類も、保護者の方や少し学習指導をしている先生や講師なら、ある程度の分類が可能な「分かりやすい」タイプ分けです

後ほど、タイプ別の伸ばし方についても言及したいと思います

追記

心理学会における、人間の4タイプの分類は有名です

今回は、学力に関しての4タイプって感じですね~

お読みになっている方も、ご自分の学生時代またはお子様がどれに分類しているか想像してみてくださいね♪

第一学力、第二学力

4タイプの大きな軸になるのが

第一学力

第二学力

という2つの学力です

第一学力とは

第一学力とは

ものごとを1回目で理解・習得ができる力

と考えています

  • 授業を1回聞けば復習いらずの子
  • 1回説明したら、もう実践できる子
  • リスニング問題、メモ無し、1回だけで解答できる子
  • テストの応用問題でクラスで1人だけ正解!みたいな子
  • 模試や入試の方が成績が良い子

そういう子は第一学力が高いと言えます。あなたの周り(もしくは、ご自身)にいますよね?

第二学力とは

対する第二学力とは

ものごとを2回目以降で徐々に理解・習得していく力

と考えています

  • コツコツ勉強して結果を出すテスト(漢字など)が得意な子
  • 最初はレギュラーじゃなかったけど最終的にレギュラーになる子
  • 「え?あの子が◎◎高校(大学)に?」みたいな子
  • ウサギとカメなら、カメ

そういう子は第二学力が高いと言えます

第一学力、第二学力の有無で4タイプに分類します

この第一学力第二学力の有無で4タイプに分けることができます

学力の4タイプ表

簡易的に作ったものですが、手書きでもすぐに作れる表なので、学習塾や学校現場などの指導で再現して

「キミは今このあたりにいるんだよね。それをここに持っていくには・・・」みたいな指導に使ってください(^^)/

できたら、その際に「塾屋って塾の理論なんだけど」と一言お願いします!(^^)!

この4タイプで分類するメリットは

同じ結果でも、結果の過程まで分析できる

同じテストの90点でも、テストに出るぞって部分を完璧にして初見問題に手が出なかった70点(第二偏重)と、初見問題は合ってるのに序盤の漢字間違いの70点(第一偏重)では全く別物だということを、学習者(生徒)も指導者も把握しておくべきです

自分または生徒の伸ばし方が変わる

これまでの勉強は「基本」か「応用」かの難易度の違いで考えられてきました。成績が悪いうちは基本だけやっていく。成績上位層は応用を重視する

昔は、テストによく出る応用問題すらも、塾だったりハイレベル問題集を繰り返す「第二学力」で突破できたんです

しかし、昨今の定期テストや模試、入試は「(難しくはないけど)初めて見るような問題」の割合が増えているんです

これだと、事前に繰り返して応用まで解けるようになっただけの子たち(第二学力偏重)は太刀打ちできていません

実際、小学校までは成績が良かった(小学校のテストはほぼ第二学力だけで好成績)けど、中学になると「真ん中」あたり・・・なんて子がたくさんいます

彼らに「もっと問題集を繰り返せ!」「勉強時間をもっと増やせ!」という、第二学力の向上だけを指導していても結果は変わらないんです

自分の能力の活かし方が分かる

この4タイプは、現在のポジションから勉強(指導)次第で動いていきます。私の考えでは、矢印の方向に沿って鍛えていけると考えているので、例えば、第一学力第二学力の両方とも乏しい場合は、まず片方を鍛える方がいいですし、第二学力偏重のタイプなら、第一学力を鍛える勉強を指導者と一緒に考えていけばいいです

・・・が、それが性格や個人の特性上、難しい場合は、その偏重に合った進路なり試験の受け方をしていくべきだと思います

例えば、第二学力偏重の中学生でどうしても第一学力を鍛えることができないのであれば、定期テスト重視で高校受験は推薦狙い、高校も大学受験(共通テスト→二次試験)ではなくて推薦入試を狙えるようなところを薦めます

逆に第一学力偏重の中学生なら、定期テストや内申点が取れなかろうと、入試での一般入試勝負で高校を決め、大学も大学受験で行きたいところを目指すような進路を薦めます。もしくは高校内で様々な活動を行い、海外の大学を狙うのもいいかもしれません

学力を4タイプに分けると、学び方・関わり方も変わります

小1の頃の百マス計算

いかがでしたでしょうか?

おそらく、ご自身またはお子様が「今どのタイプにあるのか」想像がついたのではないでしょうか?

勉強という面では、従来のテストや入試のいわゆる「詰め込み型」なら第二学力だけで好成績を取ることができました。しかし、昨今の教育改革でテストも入試も「思考力重視型」になっており、思考させる、つまり、その場で考えて読解して答えさせる問題が増えてきています。そうなると、第一学力が高くなければ好成績が取れなくなります

今までのように「もっと長い時間勉強しなさい!」「もう1周、繰り返しなさい」が正義ではなくなっています

学習指導をアップデートしている場で学ばせてください

もし、お子様が塾・予備校に通われているなら、そのカリキュラムや先生の指導を思い出してみてください

「ワーク2周やってダメなら3周やればいい!」という指導で、成績が伸び悩んでいませんか?

この第一学力第二学力それぞれを育てる仕組みが、お子様の塾・予備校または家庭教師先にあるでしょうか

学習塾「塾屋」は開塾当初から、第一学力第二学力の理論に基づき、その子の現状に合わせた「第一学力の向上」「第二学力の向上」の指導を個々に行っています。また、テスト対策や受験対策時にも第一・第二学力を鍛えながら対策を行える仕組みになっています

今の成績が伸び悩んでいる、努力しているけど結果が出てこないのであれば、一度、状況を教えてください(^^)/

第一学力第二学力を意識した学習塾の中身については、入塾案内で全容がつかめるかと思います

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