人が【欲しい答え】は2種類しかない

塾で教えていると、生徒が【欲しい答え】が2種類あることに気がつきます

この【欲しい答え】が2種類あることは、塾内、生徒にだけの話ではありません

目次

どっちが欲しい?の二択

その2種類とは

「想定している答え」

「想定していない答え」

の2種類です

例えば

お母さん

最近、運動不足で不健康なんですよ

という相談をしたとします

そこで欲しい答えは

「想定している答え」だと

『じゃぁ、1日15分ウォーキングをしてみましょう』

こんな答えです

「想定していない答え」だと

『別に運動不足でも健康な人はたくさんいるよ。不健康の原因は、運動不足じゃないんです』

こんな答えです

要するに、

相談した人、質問した人、不安に思っている人が

「想定している答え」を求めているのか

「想定していない答え」を求めているのか

それを見極めて、対応しなくてはいけません

これは私のような立場の方だけでなく、誰しも必要なことです

どっちが欲しいかで相談相手を変えましょう

自己管理ができる子は、誰に相談したらいいか判断できます

例えば、数学の問題で、学校の先生に聞いてみても納得いかなかったとします

そうすると、次は「想定していない答え」をくれる人に相談します

学校の先生の多くは「教科書どおり」=「想定している答え」を提供してくれます

でも、それで満足いかないときは、その想定を良い意味で【裏切ってくれる人】を探すのです

大人になってもそうです

皆さんは、相談するときに

「自分なりの解決策が何もないとき」→「想定した答えをくれるところ

を求めます

しかし、

「自分なりにやったけどダメなとき」→「想定していない答えをくれるところ

を求めます

塾選びも、信頼できる環境選びも、この発想で!

アドバイスをくれる相手を探すときの方法でしたが、これは塾選びでも同じことがいえます

保護者の方がお子様に与えてあげたい要素をもった塾にするのか

保護者の方が今まで想定していなかった方針や方法の塾にするのか

そういう探し方・見つけ方もアリだと思います(^^♪

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