他県の公立中高一貫校から学ぶ

このページは、愛知県の公立中高一貫校新設に対して、塾屋の取り組み(あゆみ)を掲載しています

目次

愛知県の公立中高一貫校導入の前に、他県の実態を取材しました

愛知県でも2025年(予定)に、公立の中高一貫校が4校誕生することになりました

それについては、1つ前の記事をご覧ください↓

愛知県では初ですが、他の都道府県ではすでに5年10年レベルで導入されており

「公立の中高一貫校の対策」の歴史

「公立の中高一貫校の実態」の歴史

「公立の中高一貫校を目指す保護者の方(お子様)」の歴史

があります

今回、愛知県で導入される高校を想定して、おそらく問題形式も似てくるであろう「滋賀県」で公立中高一貫校の合格実績があり、専門コースで指導をされている個人塾「PゼミSophia」さんに直接、伺う機会をいただけました(^^♪

愛知県で公立中高一貫校導入のニュースが入った夜に「はじめまして」のメールをさせていただき、その翌週に訪問という図々しい動きを見せ(中野先生、本当にありがとうございました)実現しました

実際に用意した「質問」を大公開します

事前に準備した質問リストを全公開します(回答の一部は塾として重要なノウハウになるため非公開)

  • やはり、中高一貫校で入学した生徒が高校でも上位になるんですか?
  • 受けられる学区はフリーですか?
  • 私立中ねらいの方が公立中高一貫校を考えているんですか?
  • いつごろから保護者の方は意識されますか?
  • いつごろから指導をスタートしていますか?
  • 教科内容の先取りは必要ですか?
  • 年間費用としては私立中の子たちとどれくらい違いますか?
  • 倍率の高い公立中高一貫校ですが、落ちたら?
  • 抽選はガチ抽選ですか?
  • 公立中高一貫校は通常の公立中学と何が違いますか?
  • 理科、社会の強化は必要ですか?英語は?
  • 指導や対策を考える中で「これはやらないほうがいい(よかった)」はありますか?
  • 保護者の方やHPなどの説明として「何が」響きますか?

以上の13個を用意しました

約2時間、とても勉強になりました

独立開業して5年、代表の中野先生は、もともと大手で公立中高一貫コースの責任者も経験されています

本当にこの日が初対面というのもあって、着いて早々、名刺を渡す・・・などの流れ無しで「本題」に入りました

だいたい1時間半あるという情報を伺ったので1時間半で13個の質問が間に合うように「取材風に」1つ1つ質問させていただき、メモをしたり追加質問を加えつつ、13個、丁寧に回答いただきました

先生も、事前に教材や公立中高一貫の模試情報など用意してくださっており、内情も隠さず教えてくださいました

本当にありがとうございました(^^♪

13個の回答のなかで、保護者の方に向けて「今すぐ参考になる」部分を2つご紹介します

公立中高一貫校を考え始める時期と、対策を始める時期!

よくいう「中学受験」を考え始める時期は、小学校4年生になるタイミングです。そこで関心が高い方が先に受験勉強を開始し、その情報を聞いて、4年生途中だったり5年生から始めていく・・・という感じです

代表の中野先生の塾では

保護者の方が考え始めるのは、小学4年生になるタイミングです。しかし、実際の対策指導については、当塾の指導なら小学5年生からで十分だと考えています

とのことです

実際の公立中高一貫の適性検査の問題を見ていても、私立中の対策とは明らかに異なるため、意識としては小4から持っていたとしても、実際の指導は小5からで十分だと伝えているそうです

なので「小5から公立中高一貫のコースに通うとして、それまでは当教室のロボット教室などを活用してもらっている」方が多いそうです

良い事ばかりではない?公立中高一貫校

どの都道府県でも、最初に「公立の中高一貫校、始めるよ」の当初と、5年10年経った現在では中高一貫校自体も、保護者の方の意識も少し変化するようで、倍率が年々下がっている一貫校や迷走?ぎみの一貫校もあるみたいです

愛知県でも、今回の4校を「第一次」と表記していることから、今後、各市に1つレベルまで拡張していくことが予想されます・・・が、実際にどんどん公立中高一貫が増えていっている都道府県は・・・多くはないようです

今回の貴重な実情報をふまえて、愛知県の公立中高一貫の対策について練っていこうと思います

今のところ

「学習塾」×「ボードゲーム教室」の組み合わせで

【最高の公立中高一貫専門コース】ができそうな予感です

これについては続報をお待ちくださいませ(^^♪

追記

この日、実は予定より40分オーバーしてしまいました(-_-;)

というのも、手土産でお贈りしたボードゲームに先生&生徒(高校生)がハマったからです

1つお渡しして、もう1つは最初の懇談で絶対にしようとしている「アレ」をご紹介しました♪

「え?何これ?すごい!」「普段使わない頭の部分を使ってる」

「めっちゃ欲しい」「今もう1回やりたい!」

ボードゲームの「効果」については、学習塾で生徒さんと向き合っている先生ほど、私から説明しなくても、下手すると私が感激した以上のものを感じるかもしれません

2時間でしたが、ボードゲームを介して、先生とも、そのときいた生徒さんとも距離が縮まった気がします♪

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