共通テスト「情報」対策のボードゲーム?

共通テスト「情報」対策になるボードゲーム

目次

新教科「情報」の試作問題を見て

2025年度から新教科「情報」が共通テストの必須科目になる予定で、実際の問題を見てみました

サンプル問題より

まず第一に感じたのは

共通テスト対策のためにプログラミング教室に通う・・・のは違うな

ということです

共通テストではアプリの開発や実際のプログラミング言語を用いて・・・という問題ではありません

プログラミング教室はどちらかというと「実務的な」ものですが、共通テストは「学問的な」テストなので、プログラミング教室に小さいころから通っている=情報のテスト楽勝♪ とはならないです

これは、今まででいうところの

小さいころから英会話教室行っていたから、共通テストの英語が楽勝!となっていないのと似ていますね

「情報」の共通テスト対策に必要なことは3つ

ここは学習塾の塾長としての見解です

必要なこと①「情報」の参考書1冊で基礎はOK!

いずれ発売されるであろう「情報」の参考書を1冊用意すれば、問われる基礎的な用語などは十分です

社会科や理科のように分厚い参考書にはならないと思います。今の文系理科(物理基礎など)くらいのボリュームになると思います

単純な一問一答は共通テストでは出てきませんが、情報は文章中の用語が特殊なだけに、英文を読むときの英単語のように、情報の文章を読むときの情報用語は覚えておかないといけません

必要なこと②「情報」ならではのテストに慣れる

「情報」はしばらくは過去問が存在しないため、模試などの予想問題や共通テスト形式の問題を高3秋以降から他の教科よりも多めに解いたほうがいいです

これも問題集が発売されたり、進学校は補習や課題で行うでしょう。予備校の模試も多めに受けてもいいかも

新しいタイプの教科なので、共通テストを作成する側も「奇抜な出題」はできないので、傾向にあった問題で落ち着く入試が続くと思います

「パターンを覚えてれば高得点」という入試になってしまうかもしれませんが、情報という教科本来の目的を考えると、次にかく③が必要とされるような問題形式になるかもしれません

特に大きなチャレンジを共通テスト側がしてこないなら、この①②で十分にあなたの志望大学に合った目標点を取ることは可能だと思います

もし、チャレンジングな出題をする入試になったとき・・・のために③です

必要なこと③『プログラミング思考』は身につけておく

プログラミング教室で実際のプログラミング言語を学ばなくても「プログラミング的な思考」を身につけておくことが情報の共通テストにおいて大事になってくると考えています

これは、プログラミング言語を使わなくても「こうやったら、こうなるぞ」を試行錯誤したり発見して実行していくことはできます

情報の共通テストが「その場でプログラミング思考を使わないと解けない問題」を出してくるなら、この思考がないと平均点以上の高得点は取れないかもしれませんね

「情報」が重要視されそうな国公立大の理系学部を志望するなら、この③までやっておきたいですね

実はボードゲームでプログラミング思考を鍛えられるんです!

ここからは学習塾の塾長から、ボドゲ先生として解説します

ボードゲームのなかには、まさにプログラミング思考を育てるものがあるんです

しかも、7歳くらいで、先生やスタッフも不要で、1人でもできる!しかも、楽しいボードゲームがあるんです

プログラミング思考を育てるボードゲーム「コードマスター」

画像はAmazonより

どんなボードゲームか、実際の様子が詳しく書かれたブログ記事はこちら

このボードゲームはレベル1から60まで少しずつプログラミング的な思考の段階が上がっていくので、初めての子でもレベル1をやれたら2,3・・・と勝手に続けてくれます

コードマスターは、名古屋大学の授業でも取り入れられています

このコードマスターは、私がゲストスピーカーをさせていただいている、名古屋大学の有田教授の授業「ボードゲームを究める」で実際に使われています

私の教室にも置いてあり、小中学生にプレイさせています

プログラミング思考の大本は「問題解決能力」だと思います

ボードゲームは、そのボードゲームごとの「ジレンマ」や「問題(Mission)」をどう解決するかを楽しみながら実践できる最高の教材だと考えています

今回の「情報」の共通テストにおいても、大事なことは問題解決能力であり、プログラミング思考を育てておくことだと考えています。このコードマスターは7歳8歳でもプレイできますので、将来、情報の共通テストで苦労させたくないな・・・という保護者の方は、この「コードマスター」で私は十分だと考えています

「コードマスター」はインターネットやボードゲームカフェでも購入できます。オススメとしては、一度、お子様とボードゲームカフェに行って「コードマスター、やってみたい」と伝えて実際にやらせてみてください(^^♪

プログラミング思考は子どもでも大人でも「身につけておくべき」思考だと思います

この機会に家族皆さんで「ボードゲームを楽しんでいる・・・うちにプログラミング思考が身に付く」経験を!

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