演習日、最初はこんな感じですよ~(毎年恒例?、初回レポート)

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毎年4月は、演習日スタートの子がたくさんいますので・・・

毎年、4月から新学年という事もあり、塾の大事な授業の1つ「演習日」の初日を4月1週目に迎える子が多いです

今回は4月に限らず、この「お子様からすれば完全に未知なる授業」演習日の初回の様子をレポートしたいと思います

(お子様が限定されないように、学年やイニシャルを変えている場合があります)

そもそも、演習日って何??という方へ

「演習日」って何?という、初めて聞いた方は読んでも面白くないので、先にこちらをご覧になって戻ってきてください

では、演習日がどんな授業か分かったところで、早速レポートです♪

そもそも、初日うまくいく子は1割もいません

まず、大前提として

演習日は、お子様にとって初めて「勉強がバレる日」だとお考え下さい

演習日は、その子ごとの演習内容が設定されており、その確認テストを合格できるところまで仕上げて、テストを合格させる授業です。そのテストに合格するまでに言動、過ごし方、取り組み方、方法を学んでいくのが肝心です

今までの学校生活だけの勉強、他塾での勉強だと

・やっていけばOK(埋めてあればOK)

・テストと言っても、全く同じ問題を出される丸暗記テスト

・1回目のテストで間違えても、2回目は全く同じ問題で出てくるテスト

・何点を取っても特に何も起きないテスト

こればかり経験しているので、演習日を経験していないお子様の「勉強」とは、上記のテストで合格すればいいという勉強です。ここでは「べんきょう」とひらがな表記にして分けることにしましょうか

塾屋のテストは「べんきょう」ではなく「勉強」になっていないと合格しないテストにしてあります

これは小6・中1で行っている「語彙ワーク」の確認テストの実物です

語彙ワークは、ホームシック:意味〇〇 例文:アメリカに行ってホームシックになって辛い みたいなものが並んでいるワークです。それを覚えたかどうかのテストがこれです

順番通りに意味を丸暗記・・・して、解けるテストではないですよね?

もちろん、いきなりこの形式でテストを突き付けることはしません。どういった出題をするかを先に伝えてあり、見本も渡します

「勉強」をしていないと通用しないテストを小4~高校生まで全教科、全内容でやっているのです

「べんきょう」しかやってきていない小中学生(いや、高校生も)が初回でバシッと正解してくる子は1割くらいなものです

なお、今週の場合、中1に行った演習内容は単純暗記のトレーニングがテーマだったので、このレベルでは出題していません

今週だと小4・小5・小6の演習内容が「勉強」を試されるテストでしたね~

これまで「べんきょう」はしてきたと自信を持っている子、「べんきょう」すらやっていなかった子にはギャップも含めて辛いでしょうね・・・でも、逆に言えば、これまで「バレずにやり過ごしてきただけ」です

大事なのは、これを受けとめるかどうか

日ごろ「べんきょう」になれている子のなかには、こういう「勉強」テストを目の前にして

『学校でこんなの出ない』と受け止められない子がいます

何度も書きますが、ここでやっている「勉強になっているか」のテストこそ、中学や高校の定期テストand入試です

演習内容はまだ定期テストや入試までの難易度ではないですが「そこで学んだことを理解・区別できていないとできない」テストになっています

なかには絶望した顔で帰っていった子もいるでしょう。何度も失敗した子のなかには、通知表はオールAの子、中学で学年上位の子もいました。そういう学校の「べんきょう」ではうまくいっている子でも、いざ「勉強」をさせてみると全然だったりします

大事なのは、最初はこれが当たり前だという事を知って「じゃぁ、ここに通用するように勉強する」ことです

ゲームでいうところの「ボスの強さと特徴は分かった」状態です。じゃぁ、それに勝つには何レベルまであげるか、武器は持ったか、呪文は覚えてあるか、もっといえば、体力は全快か、気力は十分か・・・ってところまで関係してきますよね

塾長は、1人1人のテストにいくまでの勉強、テストの出来、テスト後の表情、次にテストに行くまでの言動(時間)を全部チェックしています

演習日では、塾長が管理が必要な子たち全員を常に観察できる状態にあります

初日の場合、その子の勉強能力が未知なので「あーこういう行動に出るんだ」「あ、こんな表情出るんだ」という発見をしつつ「じゃぁ、演習が合格した後はこれをやってもらおう」という計画を立てています

演習内容の確認テスト、初日で多い結果は

・×を何回か重ねた結果「仮合格」→翌日以降に塾長による「追試」を受けて合格しないといけない

・×を何回か重ねたまま時間が来てしまい「未消化」

これが9割です

演習内容が終わったら、黄色になるためのトレーニング!!

演習日が始まった子は全員、自己管理が不十分で他者管理が必要な「自己管理シール赤」の認定を受けます

そこから、日々の勉強レベルなら自己管理できる「自己管理シール黄色」になってもらいます

そのために行う、トレーニングを「黄色トレーニング」といいます。1人1人の勉強能力の不足部分を強化する授業(mission)を行います

今週の子だと例えば

・演習日の先輩(シール黄色以上の子)に教室内の備品の使い方や、演習日で内容が残った場合にどうするか?などをインタビューする。もちろん、誰かに自分から声をかけてお願いしないといけません

・動画授業を見てもらい、その内容からテストをして正解するか試す

・他の子の勉強を一緒に見て、合格できるところまでサポートする

などを行います

なかには、1つ終わっても「時間があるから、もう1つやります!」という子もいました

黄色トレーニングをドンドンやっていかないと黄色にはなれません。いや、厳密には黄色トレーニングをしなくても「最初から勉強能力があった子」ならあまり必要ないのかもしれませんが、少なくとも勉強だけやっていては意識もしないし身につくこともない内容をやらせているので、身に付ける時間も回数も多いほど黄色にはなりやすいといえます

スタッフだけは分かる「1年の成長」

これはスタッフが勤務1年以上経った毎年4月に言っているんですが

「4月は初めての子がたくさん演習日に来るので、その子たちの1年後を楽しみにしてみてね」

「逆に今、振り返って去年の4月にシール赤だった子たち、今どうなってるか・・・比較しながら今日働いてみて」

と伝えています

演習日を1年も経つと全員が「べんきょう」を卒業して「勉強」に変わります。そして、どの教科の、どんな内容でも自分一人で仕上げて確認テストをバシッと合格していきます。中高生の場合は1年もすれば、定期テストの対策も自分で計画・実行しながら、全教科の勉強を自己管理して、自分が望む結果を出しています

そんな子たちも1年前は・・・

・毎週、夜遅くまで勉強していても演習内容が合格せずに1か月分丸々ため込んでいた子

・1回テストを失敗するたびにワンワン泣いていた子

・テストを何回も間違えて、塾長行きにされて説教されては泣いて帰っていた子

・苦手教科だけ演習日から逃げ、テストを受けたと誤魔化して、それがバレて怒られていた子

・狭い範囲の漢字・英単語すら4時間5時間かけていた子

今回も似たような子ばかりでしたw

その状態から1年で成長するんです。これを目の前で感じられるのは私たちスタッフだけかもしれませんね

1年前は、今回の初回みたいな散々な状態だった子が1年後

・学校の授業でだいたい学べて

・ワークや問題集で学べて

・丸暗記ではなく「勉強」として身に付けて

・それを親や塾長・スタッフ主導ではなく自分主導で

やっているんです

別に塾長もスタッフも厳しく指導しているわけではありません。怒ったり泣かせてもいません

ただ

「べんきょう」から『勉強』へ

他者主導から自分主導へ

他者管理から自己管理へ

と向かわせる仕組みがあるだけです

塾長は初日、まず判断するところ3選

土曜日に追加しました

第1学力、第2学力のバランス

動画を撮るつもりだったんですが、撮れなかったです・・・また撮ったら載せます

私の中で、生徒の学力は「第一学力」「第二学力」でタイプを計ることができると考えています

そのタイプは初日の演習日を見ればだいたい分かります

大きく「第一学力偏重」「第二学力偏重」「両方ある」「両方ない」に分けています

このとき、通知表だったり、中学生ならテスト結果などと照らし合わせて判断しています

情報をどう処理しているか(保存しているか)

演習日は教室に入ってから終わって帰るまで、ほとんどが「塾に来て座って授業を受けて帰る」ものとは違います

そのため、初日は私が説明したり、書かれている説明を読んで初日を過ごします

『初めてのものを習うときのタイプ』と『観て聴いて得た情報をどう理解するか』を見ています

なかには

・口頭で伝えた内容はほぼ全部・・・無視

・文字でかいてある情報は・・・見ただけ

・元気に「分かりました!」と言っていたけど・・・全然

こういう能力は点数や順位では見えてこないですし、解いた紙でも分からないですからね

喜怒哀楽があるのか

演習日は、経験した人は共感できるんですが「喜怒哀楽」が出やすい場なんです

自分で勉強して仕上げて・・・テストをバシッと解いて・・・合格!!なんて、ものすごく嬉しいことなんです

逆もそうで、仕上げたのに・・・というのはすごく悔しいはずです

時には自分自身のふがいない勉強、解くときの不注意に怒れてきたり

演習内容が終わらず悲しくなったりもします

私の見立てでは「喜怒哀楽」がちゃんとあった子の方が、演習日には向いています

うまくいってもダメでもノーリアクションの子は、結構、自己管理になるところまで時間がかかっていますね

ただ楽しい!ではなくて、自分で努力して達成して楽しい!になるので、その楽しいを得たいループにハマっていくと自動的に自己管理への階段を自分で上がっていくことになります

初回は緊張が先で出せてなかったかもしれませんし、塾を出てから家で喜怒哀楽を出しまくっているかもしれません

「ホントは喜怒哀楽ちゃんとあるんす!」という子は次回、隠さずに出してみてください

喜怒哀楽は、しっかり表現した方が脳が覚えますので、その喜びを次もできるように、その怒りや悲しみを次起こさないようになっていきます

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