カタンで分かる「戦略レベル」4段階!キミはどれだ?

目次

ボードゲーム「カタン」で、その子の戦略レベルが見えてきた

中3の3人とじゅくちょーで4人カタン。塾長が10点、他の3人が3点という圧勝(そりゃ、みんな写りたくないわな)

中3は今週は全員が「カタン」をやっていました

というのも、今週は私が「戦略レベルを知りたい」という理由で3名を指名してカタンをやってもらいました

カタンは勝った時の点数だけでも戦略レベルは分かりますよ♪

10点取れば勝ち!メンバーのレベルがどうであれ、10点まで到達できた人は戦略レベルが高いと思います

全員がルールの分かる状態なら1時間あれば決着はつきます。今回の中3相手では・・・34分での勝利w

じゅくちょーなりに4つにレベル分けしてみたよ

レベル1:資源もらえてラッキー♪

その名の通り、資源をもらうゲームだとしか思っていない人がここのレベルです。厳しい言い方をすると、レベル1の子は戦略は皆無です。私はボードゲームで現れる能力は勉強でも同じように出てくると思っているので、このレベル1の子は勉強でも計画性がなかったり、段階を踏んでいくような問題ができなかったり、勉強をしていても『この知識を何に活かされるのか』を自分で気づくこともありません

レベル1の子のプレーあるある
  • ゲーム終了時、点数が2~5点で負ける
  • 7が出た時のバースト(8枚以上あると半分没収)にしょっちゅうなる
  • 自分から交渉はしない
  • 交渉されたら「なんでもYes」か「なんでもNo」で通す

レベル2:ポイントを稼ぐ方法を1つ貫く

このレベルになると10点を取ることがゴールだという意識が出てきます。そして、スタートが2点なので、そこから「ポイントを増やす方法」を考えるようになります

そこで「あ、これだ!!」と自分が思った方法でひたすらゲームを進めていきます

1点突破という感じですかね!(^^)!

周りがレベル1の子ばかりだとレベル2の子でも勝ちますが、これではレベル2以上が集まると全く勝てなくなります。この段階は戦略自体は存在しますが、一本槍なので、例えば同じ方法で戦う子がいたら共倒れします。勉強でいうと、学校や親に言われた通りに計画を立てて、それを実行しただけ・・・って感じですかね。もしくは自分で決めた「毎日2時間!」みたいな緩い計画を立てて実行するくらいのレベルですね

レベル2の子のプレーあるある
  • ゲーム終了時、6~8点で負ける
  • 街道または発展カードが1人だけ異常な長さ(多さ)をしている
  • その戦略には不要(例 街道作戦なら鉱山は不要)な資源はドンドンあげる
  • ゲーム終盤、やることが無くなる

レベル3:稼ぐポイントを2つ同時に進行させる

ホントにカタンはゲームとしてよくできているので、他のゲームだとレベル2みたいに1つの作戦を貫いたら勝てるんですがカタンは1つの作戦だけでは勝てないように「ゴール点数」がなっているんです

そのため、上記したように1つの作戦で到達できる点数は6~8点あたりなので、10点には届かないんです

なので、勝とうと思ったら必然的に「2つ以上の戦略を同時に・状況に合わせて行う」ことが求められます

例:街道を伸ばしていき(1つ)、そこに開拓地をドンドン置いていく

例:発展カードをとりまくり(1つ)、使っていない資源で街道を伸ばしまくる

カタンで勝てる人は、このレベル3以上の戦略視野がないと無理です(みんながレベル1・2のときは別)

これは勉強でも同じです。ある計画を立てて実行しようと動いてはいますが、予定は変わるものです。急な予定や体調不良、勉強内容が結構苦戦する・・・という予定を狂わす要因はたくさんあります。そこで「予定を修正したり、再調整する」「予定のなかに別の目標を入れる」などしないといけません。レベル3まで能力がある子は、常に現場で修正していきながら予定を実行できています

レベル4:全部の可能性を持ったまま、あとは現場で・・・

これは経営者とかスポーツ選手、棋士など、戦略のプロのレベルのプレーの仕方です

1つ2つの方法ではなくて、最初からポイントを取る方法すべての可能性を考えながら進めていきます

え?それだと結局どれも中途半端にならないか??

と心配になるかもしれませんね。たしかにパッと見たプレーの感じは、レベル1の子と同じです

しかし、ただ資源を集めている子は集めて終わりです。それを「何に使うか」まで気にしていません

このレベルになると、サイコロの目などの運に合わせて

塾長

今のうちにこれを交換しておこう

というのを随時行います。当然、交渉もそのときそのときで行っていきます

あとは『相手に合わせる』プレーができるのも、レベル4の特徴だと考えています

例えば、誰かが街道を自分より長く伸ばそうとしている・・・でも自分には街道を伸ばす資源がない・・・

普通ならここで「諦める」思考になりますが、例えば【誰かに資源を渡して街道を作らせてブロックさせる】とか【一旦、街道を作らせた後で取り返す方法を考える】こういう思考になります

勉強でもこの思考までいくと、計画は立てますが、そのもっと大きな【上位目標】や計画が達成できるかどうかを気にして計画通りにいっていたとしても修正したり、計画が崩れていたとしても、敢えてそのまま進んだりします

レベル4の子のプレーあるある
  • 7が出た時のバースト(8枚以上あると半分没収)にほとんどならない
  • 自分が損をする交渉も敢えてOKする
  • 誰かの目的を邪魔する行動ができる
  • 他の人の交渉でささやく(例:それ交換すると相手が〇〇作っちゃうけどいいの?

定期テストはレベル2程度でも結果は出せるが・・・入試は・・・

今回、私が選んだ中3の共通点、それは

定期テストの対策の様子、受験対策の様子を見ていると「戦略レベルが低いのではないか?」と思ったからです

例えば、戦略レベルは高いけど、単純に定期テストや受験対策の勉強が難しくて対策が思うようにいかないのかどうかがカタンのプレーで見えてくると思ったんです

結果・・・やはり、レベル2程度でした(´;ω;`) 私が勝ったときに3人とも3点でしたので、レベル2でもなかったのかもしれませんね・・・

1人の子は「最初の置く場所が・・・」とプレー中にずっと喚いていまして、その子は私がいない状態の2試合目では圧勝していました。そのプレーの感じだとレベル3くらいの戦略レベルはあるのかもしれませんね

あとの2人は、おそらく勉強の対策でも「計画・・・は立てるけど、どうせ計画通りにいかないから・・・ちゃんと計画を立てないで、とりあえず何か勉強している人をやっている」だけなのかもしれません。これは計画通りにいかないのが悪いんじゃなくて、計画通りにいかないのは当たり前で、そこから振り返って修正するだけの「1つ上の計画性」がないだけです

だから、今の段階では何回カタンをやっても勝てないですし、おそらく次のテストや入試対策をしたところで目標を『狙い通りに達成』するのは難しいでしょう(めちゃくちゃ勉強しまくって達成することはありえますが)

とりあえず、どんどんカタンをやって、ちゃんと負け続けましょう。自分が変わらない限りカタンに勝つこともなければ、定期テストや受験対策を計画的に進めて結果を出すこともできないと思います。ましてや、高校に入ったら・・・

戦略は身についたら自分で分かるよ♪

これは勉強に限らずですが、戦略的にやれるようになると勉強でもボードゲームでも「自分で実感」できます

ちょうどこの日、中3の1人の子が明らかにカタンのプレーが変わっていました

塾長

あれ?カタンがうまくなったね

と話すと、その生徒は「家でカタンを買ってもらったんで家でやってるんです」とのこと

まだ勝てるまではいっていないようでしたが、カタンをやって、自分より戦略的にゲームを進める家族をみて「どうしたら勝てるのか」を学んでいっているんでしょうね

この日は前までのプレーと違っていました。おそらく、プレーしていて自分でも違いが分かったと思います

戦略的な行動は・・・自分主導

戦略的な行動(テスト対策でも受験対策でも)をしていると、何かに追われていたり、誰かにやらされていたり、ただ日々を過ごすようなことにはなりません

常に「自分の考えで自分の生活(勉強)を動かしている」思考になっています

もちろん、中高生は日々の勉強や宿題に追われているとは思いますが、そんななかでも「自分の意思で自分の行動を決めている」人かどうかは、対策を見ていてもボードゲームを見ていても分かります

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